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【暮らしの省エネ豆知識】ディマンドリスポンスとは?停電を防ぎ、電気代もおトクにする新しい仕組み

2025.12.22 - 家づくりのこと

近年、夏の猛暑や冬の寒波によって電力需要が急増し、
「電気が足りなくなるかもしれない」というニュースを耳にすることが増えてきました。
そんな中で注目されているのが、

“ディマンドリスポンス(DR)”という新しい省エネの仕組みです。

東仙ハウジングでも、お客様の暮らしをより快適で安心なものにするために、
省エネ設備やDR対応機器の導入を積極的にご提案しています。
今回は、このディマンドリスポンスについて、
初めての方にもわかりやすくご紹介します。

■ ディマンドリスポンス(DR)とは?

ディマンドリスポンスとは、電力が不足しそうな時間帯に、
電力会社からの節電依頼に応じて 電気の使い方を調整する仕組み のことです。

たとえば…

・エアコンの設定温度を1℃だけ見直す
・洗濯機や食洗機を使う時間を少しずらす
・蓄電池がある家では、ピーク時間に放電する
など、生活に支障のない範囲で、無理なく協力できる内容です。

このように家庭での電気使用量を抑えることで、
地域全体の電力不足や停電リスクを減らす役割を果たしています。

■ どうして今、DRが注目されているの?

理由は大きく3つあります。

① 電力不足のリスクが高まっている
気温が極端に高い・低い日には、エアコンや暖房の使用が集中し、
電力がひっ迫しやすくなります。

② 国がDRを推進している
国の補助金制度では、
DR対応のエコキュートやHEMS(ヘムス)の導入が条件になるケースも増えてきました。

住宅性能の評価項目にも「エネルギーを賢く使う仕組み」が重視されつつあります。

③ 家計にもメリットがある
DRに参加すると、節電量に応じて
ポイントや報酬がもらえるサービスもあり、
電気代の削減にもつながります。

■ DR対応機器とは?

最近の住宅設備では、DRに対応したものが数多く登場しています。

・エコキュート(特に最新モデル)
・蓄電池システム
・全館空調システム
・HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)
・EV充電器(V2H)
これらの設備は、電力会社の節電要請に応じて
自動的に運転を調整したり、電気の使い方を最適化してくれるものもあります。

東仙ハウジングでも、最新設備や補助金に対応した住宅をご提案できますので、
気になる方はぜひご相談ください。

■ DRがあると暮らしはどう変わる?

✔ 電気代の節約につながる
自動節電+ポイント付与で、おトクに生活できます。

✔ 災害時に強い家に
蓄電池や太陽光と組み合わせることで、
停電時でも生活を維持しやすい住宅になります。

✔ 将来のスタンダードに対応できる
これから建てる家は「省エネ性能+エネルギーの賢い使い方」が求められる時代です。
DR対応住宅は長く価値を保つ住まいといえます。

 

■ まとめ|かしこく電気を使う家が、これからの新常識に

ディマンドリスポンスは、
「節電してください」という声かけに対して、
各家庭が無理なく協力することで、社会全体の安定した電力供給につながる仕組みです。

そして、これは 家づくりの“新しい標準” になりつつあります。

東仙ハウジングでは、
DR対応設備や省エネ住宅の設計にも精通したスタッフが、
お客様の暮らしに合った最適なご提案をいたします。

住まいの省エネや設備選びで気になることがあれば、
どうぞお気軽にご相談ください。

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