冬の冷たいフローリング対策!足元からあたたかく過ごすための実践アイデア集
2025.12.08 - 家づくりのこと
冬の朝、一歩足を踏み出した瞬間に感じる“フローリングの冷たさ”。
毎年この寒さに悩まされているご家庭も多いのではないでしょうか?
特に小さなお子様や高齢のご家族がいる場合は、床の冷たさが体調に影響することも。
今回は、そんな冷たいフローリングの対策方法をいくつかご紹介します。
手軽にできる工夫から、住まい全体の快適性を高める方法まで、ぜひ参考にしてみてください。
フローリングが冷たくなる原因とは?
木材でできたフローリングは一見「暖かそう」に見えますが、実は空気を通しやすく、断熱性が低い場合も。
また、床下からの冷気がじんわり伝わり、室内の暖房が効いていても足元が冷える原因になります。
とくに以下のような条件で冷たさを感じやすくなります:
・床下の断熱材が薄い・入っていない
・暖房の熱が天井に逃げている
・素足での生活スタイル
・築年数が古く、断熱性能が不足している
手軽にできる冷え対策アイデア
① ラグやカーペットを敷く
フローリングに厚手のラグやカーペットを敷くだけでも体感温度がかなり変わります。
ウールや綿など天然素材のものは肌触りもよく、調湿効果も期待できます。
滑り止めシートを併用することで、小さなお子様や高齢の方にも安心です。
② スリッパ・ルームシューズを活用
最近は足元全体を包むブーツ型のルームシューズや、底に断熱素材が入ったスリッパなども人気。
「履く床暖房」とも言えるアイテムを使えば、電気代をかけずに冷え対策ができます。
③ 窓やドアのすき間風対策も重要
冷気の侵入元は床だけとは限りません。
窓や玄関ドアからのすき間風が床にたまり、足元を冷やしている可能性も。
すき間テープや断熱カーテンで室内全体の断熱性を高めましょう。
家づくり・リフォームでできる本格対策
① 床暖房の設置
新築時はもちろん、リフォームでも対応可能な「床暖房」は、冬の足元の救世主。
リビングやダイニングなど、長時間過ごす場所に限定して設置するのもおすすめです。
② 断熱材の強化・床下の見直し
床下に断熱材が入っていない、または劣化している場合は、断熱リフォームを検討するのも一手。
冷えを根本から断つことで、室内全体の快適性がアップします。
③ 全館空調との組み合わせも◎
床下からの冷気を遮断しつつ、家中の温度を一定に保つ「全館空調システム」もおすすめ。
東仙ハウジングでも採用している全館空調「Onrei(オンレイ)クリネア」などは、冬でも足元からポカポカです。
まとめ
足元の冷え対策で、冬も快適な暮らしを
冷たいフローリングは、日々の小さなストレスや体調不良の原因にもなりがちです。
手軽なアイテムを活用する方法から、住まいの根本的な断熱性を見直す方法まで、自分たちの暮らしに合った対策を取り入れてみましょう。
あたたかい住まいは、家族の健康と笑顔につながります。
今シーズンの冬は、足元から心地よく過ごしてみませんか?
