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住宅用蓄電池の容量の選び方は?選ぶ際のポイント

2024.07.09 - 家づくりのこと

住宅に蓄電池の設置を検討しているけど、どれくらいの容量を選べば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

蓄電池の容量は、家族構成やライフスタイルによって大きく変わります。
電気代を節約したい、災害に備えたい、環境問題に関心が高いなど、人によって求めるものはさまざまです。

本記事では、住宅用蓄電池の容量選びで迷っている方のために、適切な容量の決め方や、容量以外に考慮すべきポイントを解説します。

□住宅用蓄電池の容量の選び方

住宅用蓄電池の容量は、家族構成やライフスタイルによって大きく変わります。
電気代を節約したい、災害に備えたいなど、人によって求めるものはさまざまです。

1:電気使用量の計算方法

蓄電池の容量を決めるには、まず、1日の電気使用量を計算することが重要です。
電気使用量は、使用する電化製品の出力(W)と使用時間(時間)から計算できます。

出力(W)×時間(時間)÷1000 = 電力量(kWh)

この計算式を使えば、例えば1000Wの電子レンジを1時間使用した場合、1kWhの電力量を使用することになります。

2:停電時に使用したい家電製品

停電時にどの程度の電力を確保したいのか、使用したい家電製品を事前に決めておく必要があります。
照明や冷蔵庫、テレビ、スマートフォンなど、最低限必要な家電製品をリストアップし、それぞれの消費電力(W)を確認しましょう。

3:太陽光発電の有無

太陽光発電システムを設置している場合は、発電量も考慮する必要があります。
太陽光発電で発電した電力を蓄電池に貯めておくことで、電気代を大幅に節約できます。
太陽光発電システムの容量と、蓄電池の容量をバランスよく設定することで、より効率的に電力を利用できます。

□容量以外の選ぶポイント

容量だけでなく、価格や性能、設置場所なども重要な要素です。

1:定格容量と実効容量

蓄電池の容量には、定格容量と実効容量の2種類があります。
定格容量は、理論上の最大容量を表し、実効容量は実際に使用できる容量を表します。
蓄電池を選ぶ際は、定格容量ではなく、実効容量を基準にしましょう。

2:全負荷型と特定負荷型

蓄電池には、全負荷型と特定負荷型の2種類があります。
全負荷型は、停電時でもすべての部屋に電力を供給できます。
特定負荷型は、指定した部屋やコンセントにのみ電力を供給できるのです。
全負荷型は、停電時に安心感がありますが、特定負荷型よりも価格が高くなる傾向があります。

3:設置場所

蓄電池は、屋内と屋外のどちらにも設置できます。
設置場所によって、設置費用やメンテナンス費用が変わります。
また、設置スペースも考慮する必要があります。

4:メーカーの保証

蓄電池は、高価な製品です。
購入前に、メーカーの保証内容を確認しましょう。
保証期間や保証範囲が、メーカーによって異なります。

□まとめ

住宅用蓄電池の容量は、家族構成やライフスタイルによって大きく変わります。
電気使用量を計算し、停電時に使用したい家電製品を決め、太陽光発電の有無を考慮することで、適切な容量を選べます。

容量以外にも、価格や性能、設置場所、メーカーの保証なども重要な要素です。
これらの要素を総合的に判断し、自分に最適な住宅用蓄電池を選びましょう。

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